■ Rapa Nui ■


西洋人がイースターの日に上陸したことにちなんで名づけた周囲60キロほどの島を、
地元では「地球のへそ」という意味で「ラパヌイ」と呼びます。


地面をゆっくり流れる雲の影。
筆ペンをくれとせがむ子どもたち。
宿の隣で買う、焼きたてのパンの香ばしさ。
スコールをもたらす雲が近づいてくるのが分かれば
バイクでかわして走ってみたり。
島では、単純なことに喜ぶことが多かったように思います。

声を持たないものの魅力。
どう見てもたたずんでいるようにしか見えない
「モアイのある風景」に浸る旅。





アナケナ海岸のモアイ。
帽子のように見える赤茶色のプカオは、頭髪という説もあるそうです。







ラノ・ララク。
火山活動で隆起した山の岩肌が、モアイの製造工場でした。
すべてのモアイはここで切り出され、島の各地へ運ばれていきました。
河口はカルデラ湖になっています。







ラノ・ララクの中腹には、運ばれずに置き去りにされたモアイたちがいます。
実際は体も作られていますが、土の中に埋まったままです。
末期に近づくほど顔は面長になり、巨大化していったそうです。




空を見つめ続けて何百年。
完成間近にも関わらず、放置されたモアイです。






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